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家族が一同に集まるリビングは大切なコミュニケーションの広場です。だからこそ何時間いても飽きないリラックス空間でなくてはなりません。では、どのようにリフォームすればいいのかを考えてみましょう。
家族それぞれの部屋がほしいと小さな部屋をたくさん造ってリビングが小さくなってしまっていたのがこれまでの日本の住宅事情でした。しかし、近年では各部屋は寝るだけのスペースにして、なるべくリビングを大きく取る傾向に変わってきています。リビングが広くてきれいであればそこは快適な空間になりいつまでもそこにいたくなるのです。家族のコミュニケーションが活発になるだけでなくお客さんも増えるといった相乗効果もあります。ですからいらない部屋をリビングに吸収するなどのリフォームが注目されています。
床の張替えをする前にいまの床の状態を調べましょう。床の上をまんべんなく歩いてみてどこかきしむ場所があったなら、木が乾燥して隙間ができたか根太か大引きから浮き上がって隙間ができていることが想定できます。さらに、シロアリの害で床下が傷んでいることも考えられます。いずれにしてもきしむ場合は早めのリフォームが必要です。床材には、フローリング、クッションフロア、カーペット、畳、タイルなどがありますから希望に応じて選ぶようにしましょう。木からタイルに変えたりするだけでリビングの雰囲気は一新します。ですからリフォーム業者とよく相談しながらより快適な空間を目指しましょう。
一戸建ての場合はすでに張ってあるフローリングの上に重ねて張れる専用のフローリングを使用する場合といまのフローリングを剥がして新設する方法とがあります。既存のままできしみなどがない場合は重ね張りで対応した方がリーズナブルにリフォームできます。
壁紙は部屋全体を包む包装紙ですからインテリアのイメージを一新する重要なものです。壁紙では色と質感が大きなポイントになりますが、遮音性や断熱性などの機能も備わっていることを考慮することをおぼえておいてください。壁紙を選ぶさいときのポイントは、天井を白など明るめの色にして、壁を天井よりも若干濃いめの色にするだけで、天井を高く見せる効果がでますからリビングダイニングにはおすすめです。また逆に天井のほうを濃いめにすると、部屋に安定感が出てきますので、これは寝室などに良いでしょう。
壁紙には紙壁紙、織物壁紙、ビニール壁紙の3種類が一般的です。
切り貼りが臨機応変なため施工しやすい分、耐水性や耐摩擦性に劣るというリスクもあります。ヨーロッパには、デザインに特徴のある洋紙壁紙(洋紙を原紙として張り合わせ、その上にエンボス加工やプリント加工を施したもの)があり人気です。また、和紙(コウゾ、ミツマタを原料とする)を原紙として張り合わせた和紙壁紙もあります。
立体感のある質感のため高級感がありますが、つなぎ目部分がほつれるといった欠点もありますから専門の業者にお願いするときれいに仕上がります。縦糸、緯糸を交互に交差させた組織からなり、さらし木綿、ブロード、羽二重などがある平織壁紙と縦糸または緯糸が斜めの畝模様を作る組織で「斜文織」とも呼ばれる綾織壁紙が一般的です。
ビニール壁紙の利点はなんといっても耐水性に優れ、手入れが簡単ということです。ただし、寒い地域では結露やカビが発生しやすいということもあります。防カビ、結露防止、脱臭、抗菌という商品を選びましょう。
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